本のレビュー:障害者の経済学

障害者の経済学という本を読みました。慶應大学 商学部教授が書いた本です。

著者は脳性麻痺のお子さんがいる当事者でもありますが、障害者の問題について、客観的に書かれています。
就職、親からの独立、結婚・・・いずれも障害者に限らず、社会全体の問題ですが、障害者では特にこれらが大きな問題となっています。
(障害者という呼称に関しては、害を”がい”、”碍”とするケース、”チャレンジド”と呼ぶケースなどありますが、障害者という呼び方がスタンダードになっていてピッタリくるため、この本では障害者という呼称を使ってます)

私が常日頃感じていたことが書かれていました。
特に障害者の働き方の部分、一般就労(いわゆる一般企業への就職)が難しいということ。
病気など、体調が悪くなったときに辞めて再び働くというのが、なかなかできないという点。
公的年金や割引制度の問題点の考察は、障害者問題にかかわる人には読んで欲しいと感じました。

障害者の経済学

中島 隆信 / 東洋経済新報社

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by fradol | 2009-06-21 18:36 | 日記

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